Speed Updateでは速いサイトほど評価が上がる?

カテゴリー:WebコンサルティングWeb制作ブログ

【7/3更新】その後のジョン・ミューラー氏のツイートにより、「速いサイトほどランキングに影響する」のではなく、当初アナウンスされていた通り「本当に遅い体験を提供しているページについてのみ影響」することが判明しました。

ミューラー氏はツイートの中で以下のように述べています。

  • 本当に遅いサイトにのみ影響する。
  • それらは段階的に改善することができる(速度を大幅に向上させるのが理想)。
  • 今月を目標としている。十分に速いサイトの場合は微調整しても変化は起こらない。

速ければ速いほどランキングに影響するのではなく、「遅さに応じて段階的に影響する」というのが正しいようです。「とんでもなく異常に遅いサイト」と「十分遅いサイト」では差があるものの、「普通の速度のサイト」と「とても速いサイト」では差がないというところでしょう。

当サイトでも1月にお伝えしましたが、Googleは7月にページの読み込み速度をランキングに反映させる「Speed Update」を導入します。この発表時、Google ウェブマスター向け公式ブログではユーザーに本当に遅い体験を提供しているようなページについてのみ影響し、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しませんと発表されていましたが、海外SEO情報ブログはGoogleのジョン・ミューラー氏がページを速くすれば速くするほどランキングに影響すると説明した、と伝えています。

もともとSpeed Updateは、PCページの表示速度だけが評価されていたものをモバイル版にも適用するものだと考えられていました。上記の通りGoogleもそのように発表しており、本当に遅いサイトだけが影響を受けると考えられてきたのですが、今回のミューラー氏の発言はこれを否定するものとなっています。

実際には読み込み速度が速ければ速いほど、「少しだけ」ではあるものの、ランキングには良い影響を与えるということです。つまり、影響を受けるのは「本当に遅いサイト」だけではなく全体と言ってもいいのかもしれません。

実際にどれくらい目に見える影響があるのかはまだ未知数ですが、速度改善の優先順位を低くしていたサイトなどは、対策の見直しが必要になりそうです。

そもそもページの読み込み速度が遅いことはユーザーにとっての利便性低下につながり、直帰率の上昇やコンバージョン率の低下などの悪影響を引き起こします。特にモバイルユーザーにとっては、読み込み速度の低下は体験を大きく損ねる要因となります。

ページ速度の低下が与える影響を考えれば、ユーザーにとって良いコンテンツを届けようとしているGoogleが、利便性の高いサイトを高く評価することは自然な流れと言えます。

いずれにしても、直帰や離脱を防ぐことにもなり、SEOにも好影響を与えるのであれば速度改善に取り組まない理由はありません。高速化の方法については1月に公開した「検索順位にも影響する?Webサイトを高速化しよう」の記事でもいくつかあげていますので参考にしてください。

Blue Clipでも、サイト改善のコンサルティング、実際の改善作業などを承っております。お気軽にご相談ください。