検索順位にも影響する?Webサイトを高速化しよう

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2018年1月18日、Googleは2018年7月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用すると発表しました(Google ウェブマスター向け公式ブログ: ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します)。

遅いページだと検索順位にどのような影響があるのか、Webサイトの高速化にはどのようなメリットがあり、どのような方法があるのか考えてみましょう。

Speed Updateの内容。

Speed Updateと呼ばれるこのGoogleのアップデートは、抜粋すると以下のような内容です。

モバイル検索のランキング要素としてページの読み込み速度を使用する。
本当に遅いページにのみ影響する。
どのような技術を使って制作されたかは関係ない。
すべてのページに同じ基準を適用する。
魅力的で検索キーワードと関連性の高いページは遅くても上位に表示される場合がある。

Googleはごくわずかな割合でしか影響がないと発表していますが、Googleの検索の中での割合なので、わずかといえども数としてはそれなりのものではないかと思います。

「本当に遅いページ」がどれくらいの遅さを指しているのか明確な発表はありませんが、リンクをクリックしてから数秒待つようなサイトはおそらく該当するでしょう。

なお、PCでの検索においては2010年4月にページ速度をランキングの要素として取り入れたことがすでに発表されていました。その後、モバイル検索の場合でもPC向けサイトの表示速度がランキング要素として使われていましたが、今回はモバイル向けの検索用に基準を作った、ということだと思われます。

なぜ、遅いサイトは順位が下がるのか?

そもそも、なぜGoogleはページの読み込み速度をランキング要素に取り入れるのでしょうか?それは、上記のリンク先でも言及されていますが、ユーザーはできる限り早く検索した内容を見たいと考えており、遅いページはそれだけでユーザー体験を損なってしまうからです。

皆さんは、検索結果をクリックまたはタップした後、どれくらい待てますか?表示されるのに5秒も10秒もかかるようなら間違いなく他のサイトへ移動するでしょう。2秒と待てない、1秒でも遅いと感じるのも不自然ではありません。ページの表示速度が遅いということは、ユーザーにとっては悪い体験であり、サイトにとってはユーザーを逃す大きな要因と言えます。

逆に、読み込み速度が速いと他のコンテンツもサクサク読み込めるためサイト内での回遊率が増え、ページビューが増加し、ファンの獲得にも繋がります。

高速化の方法は?

では、どうやってページを高速化すれば良いのでしょうか。読み込み速度に影響する要因は様々です。高度な高速化には専門的な知識が必要になりますが、ここでは専門知識がなくても比較的簡単にできる改善方法を紹介します。

Google PageSpeed Insightsで何が遅い要因になっているのか調べる。

まずは、Googleが提供しているPageSpeed Insightsを使用して、何がネックになっているのか調べます。何もしていない場合、「最適化についての提案」の内容を実行するだけで相当なスピードアップが測れる場合があります。

この後で紹介する方法は、最適化についての提案で表示される可能性があるものの対処方法の一部です。

サーバーをより速いものに変える。

PageSpeed Insightsで「サーバーの応答速度を短縮する」と提案された場合はサーバーの契約を見直したほうがいいでしょう。サーバーの応答速度が遅いと、「www.example.comを待機しています…」といったような表示が続き、なかなか表示されない要因になります。大規模なサイトであれば複数台の構成にしたり応答を高速化する専用のサーバーを追加したりと言った対応がありますが、そこまで専門的な構成にしなくても、レンタルサーバーの契約スペックを上げるだけで高速化できる場合があります。

PHPのバージョンを上げる。

WordPressなどPHPで動作するCMSを使ってサイトが構築されている場合、PHPをバージョン7以上にアップデートすることを検討します。レンタルサーバーによってはどのバージョンを使うか設定することができるものがあります。PHP 7はその前のバージョンの5.xに比べて非常に高速化されているので、WordPressなどの比較的「重い」システムにはてきめんに効果があります。

画像を最適化する。

ImageOptim (macOS) やFileOptimizer (Windows)といったツールを使って画像ファイルを最適化します。画像ファイルには色々な「無駄」が含まれており、不要なデータを削除したりデータの並びを最適化することで品質を劣化させることなく数%から場合によっては数十%も容量を削減できることがあります。容量が減れば転送にかかる時間が短縮でき、表示が早くなります。

サイトを高速化してユーザー体験を改善しましょう。

以上、ごく簡単な方法を紹介しました。これでもまだ表示が遅い、PageSpeed Insightsに書いてあることもよく分からないという場合はプロに任せるのも手です。

Blue Clipではページの表示速度改善も含め、Web施策に関するご相談をお受けしております。お気軽にご相談ください。

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