ホームページの離脱率って?直帰率とはどう違う?

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前回ご説明した直帰率と混同しやすい指標として離脱率というものがあります。これらは全く違うものなので、正しく意味を理解しておかなければいけません。

今回は、離脱率についてご説明します。

離脱率とは

離脱率とは、「そのページのセッションに対してそのまま離脱した割合」のことです。もう少しわかりやすく言い換えると、そのページを閲覧してからそのままサイトを離れてしまった割合のことを指します。

「そのページのセッション」とは、初めて閲覧したページである必要はありません。ここが直帰率と違うところです。直帰率の場合はその1ページだけを見て離脱してしまった割合ですが、離脱率の場合はそれも含めて、その前にサイト内の別のページを見ていた数も含まれます。

離脱率の例

離脱率はどのように計算するのか、例を挙げて説明します。なお、下記のA、B、Cはそれぞれページ名と考えてください。

セッション1:A → B → C → 離脱
セッション2:C → B → A → 離脱
セッション3:C → 離脱
セッション4:B → C → A → 離脱

このようなアクセスがあった場合、Aのセッション数は3(セッション1、セッション2、セッション4)です。そのうち、Aを最後に閲覧して離脱したセッションは1つ(セッション4)だけです。離脱率は1 ÷ 3 × 100% = 33.33%となります。

Bのページはどうでしょうか。セッション数は3ありますが、Bをから離脱したセッションはなく、どれも別のページを閲覧しています。よって、離脱率は0 ÷ 3 × 100% = 0%となります。

Cのページはセッション数が4、Cを最後に閲覧して離脱したセッションは1つなので1 ÷ 4 × 100% = 25%となります。また、この例の中では唯一ページCのみが直帰されています。ページCから始まっているセッション数は2(セッション2とセッション3)なので、1 ÷ 2 × 100% = 50%が直帰率となります。

離脱率はどう見れば良いのか?

セッションは必ずいつか終了します。そのため、すべてのページで離脱率が0%になるということはあり得ません。離脱率を評価する場合は、そのページの役割や想定する動線を踏まえた上で行うことが必要です。

例えば、お問い合わせフォームの完了ページの場合は必然的に離脱率が高くなりますし、商品一覧ページのようにそこから別のページに移動して欲しいと考えているようなページの場合、離脱率が高い場合はページの改善が必要だと考えられます。

まとめ

離脱率と直帰率は全く違うものです。正しく理解しておかなければ間違った判断に繋がってしまいますので注意しましょう。

また、離脱率は一概に高いからといって問題であるとは限りません。そのサイト上の動線やページの重要度などを考えた上で評価をすることが重要です。